家の敷地内の虫日記2年分

何気にハルカは虫日記を付けていた。

人間の暮らし方次第で、虫たちの暮らし方も変わるような気がしたから。

 

実際に変化があるので、残しておこうと思う。

 

虫の写真が出ます。気になる人は注意です!

 

2022

2022年2月

★多分もぐら

ポコポコと土に山ができて、これは間違いなくモグラ様のお出ましだ!

今は畑をしている訳でもないし、被害はないけれど、いつかはモグラ様の通行規制が必要になるかもしれないな。

 

2022年4月

★コウガイビル ヒルだと思って逃げられる前に切っちゃった…  この頃はまだ虫は全部駆除しなきゃと思ってしまっていて、咄嗟にやらなきゃと思うのは駆除だった。この考え方、良くないなって思うように。

 

2022年5月初旬

★ハリブトシリアゲアリ

この子たち、どうやら柚子の木がお家みたい。絶対に私たちより先輩。柚子の葉が落ち、草が枯れたから気がつけただけで、今までもずっとここにいたはず。けれど未熟な私は、これまた大騒ぎして酢水をスプレーボトルに詰めてプシュプシュ!退治しなきゃと思っちゃったの。これって戦いを挑んでるよね。向こうは戦う気なんてないのに…なんか無意味だった。いつもはいないハエが3匹も柚子の木に来ちゃったし、酢はなんか私にはフィーリング的に合わない感じがした。

だけど漠然と不安だったんだ。 柚子がアリの巣になって枯れてしまいやしないかって。

 

途方に暮れていた私に、タクヤは言った。

「おれ、なんかこの柚子は、大丈夫な気がする」と。

 

なぜだかその言葉に光を感じて、私も大丈夫だと思った。

 

その後調べてみると、黒アリがいなくなると白アリが来るんだとか。

もしかしたら、このアリたちは、家の守り主かもしれないじゃないか。

もう少し様子を見てみよう。

握りしめていた酢水の入ったボトルを脚立の上に置いて、アリさんたちにごめんなさいと言った。

 

★チャイロホソヒラタカミキリ 切って乾燥しているつもりのヒバの丸太で、何カップルもがお取り込み中だった! 多分7カップルくらいはいたかなぁ。

少しGにも似ていたので、調べてみたら、カミキリムシだった。 交尾後.2日後には姿が見えなかった。近くのお皿のお水に浮いていた子もいた…卵を産んだら息絶えてしまうのかなぁ?…

期間は短いようだし、この丸太は加工するので、常習的に増えることはないと思うので、彼らにお任せすることにした。

薪ストーブのストック薪もお気に入りらしい。

 

5月中旬

★イエアリ

食べた後のクッキーの個包装を高さ20cmほどの台の上に置いたまま、気がついたら眠っていた。

翌朝、片付けなきゃと袋を手に取ると、中から見たこともないほど小さなアリが無数に出てきた。

シリアゲアリの赤ちゃんかと思ったら、どうやら種類が違い

イエアリというらしい。

これはさすがに困っちゃったので、すみませんと思いながら、コロコロローラーを転がして退治させてもらった…

クッキーの空袋を放置した私が悪いのに、申し訳なかった。

この子たちはお砂糖が大好きだそうな。

自然の中に住んでいるんだから、みんな居て当然。

顔を合わせたくないなら、合わせたくない方が合わせないで済む策を取るのが礼儀な気がした。

それ以降、食べ物はキレイに片付けるようになった。

そうしたら、顔を合わせなくなった。

そうそう、これでいいのだ♪

 

5月中旬

★草の花に油虫!

来年はお花が咲く前に花を摘もう。

だけど、そのお花には蜜蜂もお食事に来ていた。これって大切なご近所付き合いよね?

 

★てんとう虫さんもご来場。そうだよね、油虫好きだもんね。

けれどもできる限り、油虫様よりは、蜜蜂様がお好みのお花だけのお店にしたいのよね。

んん? カタバミにもいらしてる!カタバミには油虫様はいらっしゃらない!

おおーー、カタバミ屋さんになろうかな♪

 

5月下旬

★シリアゲアリさんは今でも柚子の木にいるけれど、今年も柚子は元気モリモリみたいで、新芽がポサッと増えてきた!新芽の元気も良い。いい気を感じる。

お花もいくつか付いてる。

うん、タクヤの言った言葉通り、大丈夫な気が、とってもする!

 

★ナメクジ

雨のたびに見かける

 

★コウガイビル

以前にビビって切ってしまったコウガイビルは、ナメクジがご飯なんだって。

 

★イモムシ様

カタバミとケシを残して、背の高くなる草と、根が太い草を抜いていた。抜いた草を干したくて、放置しすぎたら、アスファルトの上で腐葉土みたいになってきちゃった!

そろそろ捨てなきゃと引っぺがすと…

ひょえ〜〜〜、イモムシ様3名、ご宿泊〜〜!

しかも大きい。

写真撮る余裕もなく、このままアスファルトの上に居たら食べられるか死んじゃうんじゃないかと思って、咄嗟に花壇に投げちゃった 笑

あれ?私メッチャ馬鹿?

形や大きさを思い出しながら調べてみると…

コガネムシ様かもしれない……

チン。

詰んだか?

詰んだのか?

彼らがロングステイから旅立つ頃に、分かるでしょう…

 

★ミミズ

ミミズ様は、神様。5月中旬に巨大な子が登場!私かやらかした腐葉土になりかけの山の中にっ!

急いで他の土に移動していただいた。

そしたらびっくりしたのか、大量にお大便をなさっていた。

あぁ、これが土を豊かにするんだ。

生かされてる。 

生かされてるな、地球に。

じんわり。

 

 

2022  7月

★カエル

今年はカエルが少なめな気がする。

 

2022 8月

★大きなコオロギが庭にいっぱい

蚊は草むら系の場所には満遍なく居るなぁ。

 

2022 9月

★アシナガバチが母屋の西側の方に来る。

ウチに巣があるわけじゃないみたい。

 

★スズムシ?が鳴いてる🎵

 

2022 10月

 

 

2022 11月

Gベビーが出た…

入居時にあんなに隙間を完璧に塞いだのに、また出た… と思ったら浴室付近に隙間を発見!!全部ガムテープで塞いだら、やっぱり出なくなった。

排水口じゃなくて、壁の隙間だった。

 

2023

 

2023  1月

★ゴミムシ

庭の草取りをがんばり始めた!今年は防草シートで頑張る!

ゴミムシがたくさん居る。これは良いことらしい。

 

2023  2月

Gはその後見かけないかも?

 

2023  3月

 

去年は草の管理が分からず大変だったので、お隣さんとの境目くらいはせめて、ということで今年は草の勢いが弱いうちに引っこ抜いて防草シートを貼ることにした。

 

2023  4月

やっぱり伐採したヒバの木に去年とは違う虫さんがいる。カトンボじゃないし、あれは何だったのか分からなかった。

 

↑これは去年のカミキリムシさんの跡。自然素材を使っている人の写真を見ると、このウネウネ丸太をよく見かける。どこもかしこも同じなんだな。

 

2023 5月

イエアリは今年は出なかった。コウガイビルとナメクジも今年は全然見なかった。

 

2023  6月

★カマキリの赤ちゃんがたくさん✨

 

「未来食つぶつぶ」と「大地の再生」を知った!!

 

お隣の土地のためにも、自分たちの土地のためにも、私たちの街のためにも、健康的な大地のためには防草シートなんか敷いてる場合じゃなかった!!

ここから、草を引っこ抜くことはせず、「風の草刈り」だけを施すことにした。

 

2023  7月

今年はカエルが多い!あと、蛇も5匹くらい見たな。

★アゲハチョウいるよ〜✨

 

★アブラムシがタカキビちゃんに付いた…

↑「テデトールか見守る」と教わった。

テデトールっていう自然派の駆除剤があるのか?と思って調べてみた。

 

あ〜ハン。手で取る。ね(笑)

 

この後、テデトールをしたら、なんと全員いなくなった!!

 

2023   8月

★蚊は少しいる。去年よりは少ないかも?(排水口に網戸やった)

風の草刈りしかしてないけど、蚊は減った気がする。

 

初めてのタカキビは、アワノメイガが付いちゃった。

 

家の中で定位置にいた蜘蛛ちゃんが途中でいなくなった。去年より速いなぁ。毎年途中でいなくなっちゃうらしい。

 

2023   9月

★でっかいコオロギが母屋の西側にいた!

 

2023   10月

★Gの赤ちゃんが離れの畳の部屋で出ちゃった。(涙)約1年ぶりだ…

下のガレージに、1匹G親がひっくり返ってた。

畳の部屋の縁と砂壁の間が、外壁と繋がってるっぽいから、壁の中にいるな、たぶん。

だけど、確実にGは減っている。私の頑張りは年単位で実っている。

 

それと、イガイガ花はこの辺りで採らないと、種になる!

 

2023  11月

庭に何種類か蛾(ガ)がいる。大きな蛾のイモムシもいた! 

★ヘビは丸くなって土の中で冬眠してる。うちにはちっちゃいヘビたちが居る。

 

2023 12月

母屋のドウダンツツジ手前の土間に、Gの亡き骸。オーノー(涙) 離れの畑側の土間にGの亡き骸。

家の中ではもう見かけない。 だが、外にはいる。

たぶん壁の隙間に卵を産んでいる。(外のトイレを壊した時の土壁にも昔の卵がたくさんあった。)

 

このまま、土の生き物に戻ってくれると自然な流れだなあ。

 

2024

 

2024 1月

 

特に虫を感じない

 

2024 2月

 

特になし

 

2024 3月

外のサンルームをリフォームし始めたら、サンルームの柱にGの老齢幼虫がいた。なるほど!!家の中で見ないけど外で亡骸を見ると思ったら、外でも過ごしやすいギリギリの隙間に居たんだ!しかも昔は農家用トイレがあって、その土壁に卵を産んでたようだから、長年彼らのお気に入りスペースだったはずだ。

 

古い家はG対策が甘すぎる。だけど確実に屋外に追いやれている。あとは主要な部分を徹底すれば、家の中に入ってくることがあったとしても、家庭内別居は可能だ!!!

ハルカ様を侮るなよっ!

 

この実験は、今後も続けたいと思う。

 

 

まとめ

 

人の暮らし方で、虫の動きはやっぱり変わる!!!

 

2023年6月に「未来色つぶつぶ」を知った時、同時に「大地の再生」を知った。大地の再生をすると、大地が呼吸を取り戻すんだけど、私たちは2024年から本格的に自分たちの敷地も「大地の再生」をする!と決めている。

 

これからは大地の呼吸が劇的に変化するでしょう!乞うご期待☆

 

>『暮らし』をする。ただそれだけ。

『暮らし』をする。ただそれだけ。

「何をしてる人なの?」と聞かれたら、「暮らしをしてる」と答える。そんな人がいい。自分たちが住んでいる地球のことを知るのが楽しい。自分が持っている感情を味わうのが楽しい。火と水、空間、時間を使える地球は楽しい。思い出して生きる。地球に生まれてきたこと。人間に生まれてきたこと。そういう本当の自分を。

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