『大地の再生』を敷地中で実践しようとしている。

家庭菜園の周りや、ブロック塀の近くに水脈を掘ることはやってみた。
効果はとてもあって、大雨の時にしっかりと水の流れを感じられたり、作物の育ちが良かったり。
そして、家の下。
ベタ基礎ではなく布基礎なのが『昭和の家』の良いところ。
確かに風や水の脈が途切れると、湿気たりカビたり、悩ましいように感じるけれど、それは脈を詰まらせているからだけなんだ。
ということは…
布基礎にも点穴を掘れば、地中で水脈は繋がるのでは?
そうしたら、床下環境は良くできるのでは???
と思い、矢野さんにお会いした際に聞いてみたら、やっぱりだった!
布基礎に点穴を掘るのは有効。
すでに、その作業をやったことのある現場もあるそうだ。
すっかり楽しみになり、
リノベーション中の床下に点穴を掘ってみた。

間隔は「ほどよく」だそうだ。
どれくらいかなと思ったけど、床下の土をじっと見つめていると、「この辺だな」というのが見えてくる。
想像していた数より多くなったけど、これで大丈夫と感じた。

点穴を掘った数日後、玄関を開けると、なんということでしょう!
カビっぽい匂いがしなくなっていました。
それから、点穴の中の土の方が表面の土より濃くなっていました。
これは、呼び水が成功している証。
つまり。
地中に脈が流れ始めたということです!!
大成功でいいんじゃないでしょうか?
大地と共に生きるためにすることは、ほんの少し。
それだけなんだ。
