実は私、元保育士です。
特に得意だったのが、「食べることが嫌いな子にひたすら寄り添って、半年後に食べるの大好きに変身させる」ことでした。副担任Part2☆の余分人員の時期があって、1人の子に集中できたんですよね。ラッキー☆
なぜ「食べる」にこだわったかというと、私が「食べるという行為が超苦手」な子どもだったからです。私以外にそんな子いるのかなあと思っていたら…
めっちゃ居ました(笑)
スプーンとおしゃべりを始めて食べられない子。
口に入れても「ごっくん」が分からなくて困り顔の子。
ハンバーグが出てきて全然嬉しそうじゃない子。
まるで私を見ているようでした。
その子たちの行く末を思うとたまらなくて、最初は「せめて食べ終わるまでそばに居よう」という思いだけで寄り添っていました。
そのうち、せめてどれか1つだけでも楽しく食べられると良いなあと思うようになり、「ごはん1口だけ食べれたら大成功ごっこ」を取り入れるようになりました。
よくよく家での食事のことを聞いてみると、ある法則がありました(笑)
「朝忙しいのに食べてくれないんけど、チョコのパンだけは食べてくれる」と…笑
チョコのパンが一番人気でしたね。
その他は、習い事の前にチョコのパンを渡しちゃう。というやつ。
ん〜〜、よくわかりませんが「チョコのパン」が多い 笑
そしてこの法則には続きがあります。
大体みんな寝るのが遅い!!
朝起きれないんですよ。それでボーーーっとしてるもんだから、きっと柔らかくて程よく水分があって、甘くて食べやすいものしか食べられないんですよね。柔らかいごはん(お米)も要素は同じなんだけど、でも、お母さんの朝は目まぐるしい。
だから、お母さんも悪気があるんじゃなくて、その子のことを思って「せめて」もの思いでチョコパンを渡すのです。悪気はないの!
さらに法則があります。
そういう子は、
とにかく元気に動き回るのが苦手!
一見他の子と変わらないんですが、穏やかな性格というより、イキイキできてなくて何となく笑うので精一杯な感じ。
チョコパンの連鎖なんじゃないか?と、15年くらい前の私はいつも思っていました。
『ん〜〜〜この子、私の法則に当てはまるような〜〜〜…』と感じたらお母さんに聞いてみる。
「〇〇ちゃんは、お家ではどんなご飯が好きですか?」と。
「チョコパンをねえ、よく食べるの。」
出たーーーーーー!!!!
なんてこともありました。
(あくまでも私のチョコパン経験談です)
だけど、お母さんたちも大変だし、せめて給食だけは食べられるといいな。そんな思いで、寄り添い給食は続けていました。
するとどうでしょう。
3ヶ月くらい経った頃から、子どもたちが自発的にごはんを一粒残らず食べて、お茶碗を私に見せるようになったではありませんか!!長い子でも半年後くらいから。
そして10ヶ月くらい経つと、また驚くことが起きました。なんと、毎回お弁当の日は「冷凍食品茶色弁当☆」を何とか食べ切っていた3歳の女の子がニコニコしながら「見て!」とお弁当箱の中を見せてきました。
そこに入っていたのは、ブロッコリーとミニトマト。
なんと、3歳の子が野菜を入れてもらえたと喜んでいるのです。
感動して思わずウルッとしてしまいました。
どうやら、その子の話では家でも野菜をリクエストしているようで、脱チョコパンしていました!
そして、ニコニコしている時間が増えていきました。
あれから15年。未来食つぶつぶを知った私は、あの頃を思い出して一つの真実が見えたような気がしています。
あの子たちも、幼い頃の私も、食べるのが嫌いなんじゃなくて「本物の食べ物が食べたかっただけ」だったんだと。
今、つぶつぶは「砂糖なし子育て」の大切さをもっと伝えたいというエネルギーを溢れさせています。
15年前ではきっと受け取ってくれる人は少なかったけど、今のお母さんたちは「砂糖なし」を受け取れるお母さんたちという気がしています。なんていうか、「時代」です。
「砂糖なし」とはいっても「甘さ」ゼロの食卓じゃ無いところも、つぶつぶポイント!!
きっと令和のお母さんたちなら「つぶつぶ」の砂糖なし子育ての存在を知りさえすれば「これだ!本物だ!」って、自分の日本人DNAで思い出せると思います。
残念ながら、チョコパンの朝食で、保育園で思いっきりイキイキと過ごせている子は居ません。保育士が「おかしいな」って気が付くくらいですから。
子どもたちにこそ、本物の食べ物が必要です。
本物の食べ物を前にすれば、子どもたちはみんな「食べる力」を発揮します。
それはお母さん、あなたが命と一緒にプレゼントした力です。
ぜひその力に、気がついてあげてください。
本物は未来食つぶつぶの「砂糖なし子育て」に存在しています。
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さあ、本物を思い出そう☆
次はあなたが思い出す番☆