在り方を語る時、よく出てくるのは書籍の話です。
起業を志す人はきっと、
たくさんの自己啓発本と出会っていることでしょう。
「人生のバイブルだ!」と運命の出会いもあれば
「あ、これ違う…」と相性が合わない本もある。
本との相性は、人間関係に似ています。
私も起業するにあたって本を読みました。
凡人ですから、メジャーな本の情報しか
入ってきませんでしたが、
メジャーどころの本だけでも、
「この順序で読んだら
自己啓発本が嫌いにならないんじゃないか?」
という順番を発見したので
書いておきたいと思います♪
自己啓発・ビジネスの本の地図
まず起業をしている人、
志す人たちは知っている人も多い本。
- 7つの習慣
- 原則中心
- 思考は現実化する
- 成功哲学
- 嫌われる勇気
- ザ・シークレット
- 鏡の法則
この中のどれか1つは
書名を聞いたことがあるのではないでしょうか?
これらを私は
「自己啓発の根本・大元についての本」と位置付けました。
上の本たちの内容に
お金や富についての在り方を盛り込むと、
- 実学
- 金持ち父さん貧乏父さん
- バビロン大富豪の教え
などの書籍の名前が並ぶようになります。
これらを私は
「自己啓発+ビジネスの本」と位置付けました。
さらに本の内容がさらに広がると、ビジネスについての具体的な方法の本が登場します。
- 〇〇の方法。
- 〇〇方。やり方、聞き方、話し方、伝え方、褒め方、育て方など
- 〇〇術。仕事術、技術、会話術など。
- 〇〇力。
- 〇〇ノート。
- ワークブック
これらの本を私は、
「著者が成功した方法の本」と位置付けています。
上記の3つの位置付けを図にすると、こんな感じです。
ちなみに私はスピリチュアルのジャンルが好きなので、
それも図に入れてみました。
それぞれのジャンルにA〜Dのアルファベットを振りました。
自己啓発本が嫌いになる順番
私が考える最初に読むと「自己啓発嫌い!」となるのはズバリ、
Bから読むことです。
Bを読んで「自己啓発嫌い!」となるタイプは、
おそらくCを読みたかったのだと思います。
そんな方はもしかすると
在り方の根本はスッ飛ばしています。
在り方について理解が浅い状態で
「ビジネスとあり方が混ざっているジャンル」
からスタートしたことが、
オエ〜の要因かもしれません。
そんな方も、起業を進めるうちに
必ず自己啓発の根本に触れなければ
前進できないタイミングは来ますので、
「自己啓発本は嫌い!」ではなく、
「まだ自己啓発じゃないみたい」くらいに捉えて
元々読みたかったCの本をたくさん読んでみると良いかもしれません。
Cの本は、1番多く出版されています。
よく見かけませんか?
〇〇の方法っていう本。
なぜなら、
この世の中には、成功した人がたくさん居るからです。
そして、
成功した人の数だけ成功プロセスが存在するからです。
1つ1つの本には、
「その著者が成功した経緯」
が書かれています。
それらは、
万人向けに保証されたものではなくて、
あくまでも成功例の中の1つ
ということが言えます。
ですから私たちは
書籍の方法を参考したい場合、
無数に並ぶ「方法書」の中から、
自分が1番再現できる方法書を
選び抜かなくてはいけません。
これは結構大変です。
実ルマで時間がかかり、再現率が低いんです。
そんな私も、実はCから読み始めました。
最初は上手くできているように感じるんですが、
実際に本の内容を再現してビジネスに活かしきれているか?
と自分を見つめると、疑問が残りました。
なので、
「こりゃCだけじゃ限界だ。
ということは、他って何を学べば良いんだ?」となり、
ようやくそこで「Aを読もう」と思うことができました。
私はC→Aの順番で読み、いつの間にか自己啓発への嫌悪感を手放していました。
Bで「自己啓発嫌い!」となった人は、まずCでとことんやってみる。
納得できたらAを読む。
Aを読んだ後でBをもう一度読んでみると…?
たぶんBの本の素晴らしさを実感することができると思います!
自己啓発本が嫌いになる順番②
Aを最初に読んで「自己啓発嫌い!」となったタイプは、
すでにAという強烈な『根本』に触れているので、
自己啓発に対する耐性が多少はあるでしょう。
そんな方は、Bを読んだら自己啓発についても理解が深まる場合があります。
私の夫のオト也くんは、そのタイプでした。
Aの本はさっぱりわからなかったけど、
Bの「バビロン大富豪の教え」を読んだら
一気に理解できて、
その後にもう一度Aを読んだら
とてもよく理解できて
「自己啓発本、嫌い!」を手放したそうです。
Aを読んで「自己啓発本、嫌い!」となった人も、
A以外のBを読んでみる。
それでも嫌だったら、一旦Cに集中する。
「Cじゃ足りないな」という段階になったら
Bに戻ってみる。
この順番なら、Bへの理解が深まって、Aも理解でき、起業や人生が急速に変化するかもしれません。
自己啓発本が嫌いにならない順番
ここまで見てきたように、
ビジネスや自己啓発本にはジャンルがあります。
ジャンルを読む順番で、嫌悪感を抱くか?手放すか?が
決まっているように私は感じています。
理解度や、自分の興味の度合いに合わせて
読み進めた方が時間的にも、精神的にも効果的だと思います!
私がもう一度読むなら、
A → B → 時々C → 理解できるまでA → 気分転換にC
かなあと思います。
Aは全てにおいての根本になるので、
必ず必要になる時がきます。
だからAは理解できるまで何度でも読んだ方がいい。
そして理解できるまでは、Cは時々かな。というのが
私の考える効率的な順番です。
自己啓発とスピ混ぜてない?混ぜるな危険!
先ほどの図で私はスピリチュアルの本も入れました。
自己啓発本が嫌いな人のもう一つのパターンの人は
AとDを混ぜているのではないでしょうか?
私はこの図でAとDの間に隙間を開けました。
AとDはこの図に隙間があるように
全くジャンルが違います!
この辺りが、ごっちゃになってるな〜と感じます。
自己啓発の根本AとスピリチュアルDは、
それぞれはとても役立つ内容だけれど、
混ぜるな危険!です。
自己啓発の根本を知ると、起業や人間関係がとてもスムーズ進むようになることが多いのは、多くの人が体験済みの事実です。
自己啓発をやみくもに嫌うのは勿体無い。
なので「自己啓発本は嫌い!」と思った人は
「あれ、私もしかしてスピリチュアルの本読んだ?」と疑ってみても良いかもしれません(笑)
今日のまとめ
多くの人は、
読む本の内容に順番があることに気がついていません。
それでも、宝くじを当てたいように
自分にピッタリの本にいつか巡り合いたい!
と期待しています。
「ぶっちゃけ本音ではどうしたいの?」
がバチっと分かっていれば
自分にぴったりのCの本に出会う確率も高まるのですが…
とにかく早く成功したいから
「方法の本」の中でもレビューが良いものを選んだりして
自己啓発で自分と向き合うという膨大な作業を
すっ飛ばそうと試みます。
レビューが多く、評価の高いものは、
無数にある「方法の本」の中でも、
より多くの人に当てはまりやすかった方法だと考えることができます。
レビューから「方法の本」を選び取るのも1つの手ではある。
一方で、
どの方法も完璧では無くて、
多くの人には当てはまったとしても、
自分の人生にとっては的が外れる
ってこともあるわけです。
やっぱり、参考になるとは言え、
人の意見は自分の人生にはジャストフィットしません。
ということはね?
回り道に見えて
在り方から見直すのが、
ブッチャケ最短コースなのではないか?
と私は感じているんです、はい。
結局は、
- 人生の大前提にある「在り方」をAで理解する
- 「自分の本音」はどうしたがっているのか?を知る
- 知った「自分の本音」を実行してあげる
- 実行に必要ならCの本で方法を得る
- 「自分の本音」が得たがっている人生を歩む
この順番が重要だと私は思います。
ちなみにこのブログは、
- 在り方をAの本で学んだ
- Aで知った「在り方」+「方法」も書かれたBで「全体の流れ」を学んだ。
- 成功した人の経験本Cで、方法の幅を広げた。
- 3以降の現在進行形の記録
1〜4の現在4番を歩んでいます!
本の中ってどれもこれも完成型、完結型。
試行錯誤中の部分は本には書かないし、書かせてもらえないから
実践中の状況って教えてくれる人が、あんまり居ないですよね?
でも、そこが一番知りたかったりしませんか?
何に失敗してるか?とか、
未完成ながらその時その時でどんなことがプチ成功なのか?
停滞してる時の停滞っぷりってどんな感じなのか?
とかとか。
だから、
進行型の状況を可視化したいんです、私。
3歩進んで2歩下がることもあって
読み返すと
「はぁ、同じこと繰り返してるやん!」な時もありますよ?
だけど、3歩進んで2歩下がったところこそ書きたい!
昔の私は
成功した人が成功するまでの間に
「3歩進んで2歩下がったところ」
そこを知りたかったから。
なわけで、
最終的には一歩ずつ進化するけどさ!
3歩進んで2歩下がる〜〜
をぜひ見守っていただけたら幸いです♪
ツマ花