2024年は、会社の運営について聞かれる機会が増えました。
ミニサイズな会社ですが、6年が経ち、少しだけですが運営が分かるようになってきたのは事実です。
今までいろんなことを勉強してきたので、せっかく聞かれるようになったのだから何か良い情報をお出しできたら良いのかなぁと考えました。
ところが。
なんだか世の中の「会社」についての興味が少しズレている気がして、モヤモヤ。
なんでかなぁと考えていました。
そう言うことじゃ無いんだけどなぁというモヤモヤ。
こういうモヤモヤは、淡々と野菜の千切りをしている時にハタと晴れたりするものでして…
ものすごく大切なことを思い出しました!!
それは…
会社のことも、税金のことも、何事も全部、恋愛と同じ。
ということです。
恋愛で、
「あの人は条件が良いから、あの人を攻略するとっておきの秘策が欲しい」
「自分はもう疲れてアプローチするのはめんどくさいけど、あの人と付き合ったら良いことありそうだなぁ」
こんなこと言う人を、相手は心から好きになってくれると思いますか?
私だったら
「じゃ、いいですーー!」と願い下げです。(笑)
「何事も恋愛と同じ!」と私たち夫婦は会社運営や税金を学んでいた時、口酸っぱく、愛情深く教わってきたのです。
ここから、少し厳しい現実を書きます。
傷付いたり、グサっと苦しい人もいるかもしれません。
なんとなく嫌な予感のする人は、この先は読まないでください。
先ほどの言葉を、会社や税金に当てはめて書き直すとこうなります…
「サラリーマンより個人事業主より法人の方が条件が良いから、法人を攻略するとっておきの秘策が欲しい」
「自分はもう疲れてビジネスを理解するために学ぶのはめんどくさいけど、法人にしたら良いことありそうだなぁ」
どうですか?
残念ながらこういう態度の人は、税金にも法人にも好かれることはありません。
これは宇宙の絶対法則なので、仕方がないのです。
ところが、対人意外の事となると途端にこのスタンスの人、多すぎっ!(泣)
宇宙の本質に気が付かず、上手くいかないと
「政府は分かりづらい」とか、
「知識のない人に優しくない」とか、
「自分は周りのせいで苦労している」
などなど、ま〜ぁ出るわ出るわの言い訳ちゃん。
自分の外側に不服を投げる姿、よく見かけます。
かくいう私も、最初にこの話を聞いた時はドキッとしました。
けれども同時に、
そうか!税金も、
「税金ちゃんは何が得意なのかな?何が苦手なのかな?私たちの気が合うところってあるかな?」
と好きな人に興味を持つのと同じように興味を持つのか!
成功している人の頭の中ってそうなってるんだーー!
と、本質を知れたことがとても嬉しかったのを覚えています。
その後は、好きな人に対してだったらどう接するか?と常に考えながら税金や会社と接してきたのです。
恋愛で、
「私のことを好きになってくれない」
「私の都合の良いように接してくれない」
「女心が分かってない」
って文句を言う女性って、ちっとも魅力的では無いと思いませんか?
痛い話ですが、ソレに一刻も早く気が付かないといけません。
法人や税金についても、その他のことについても、(例えば未来食とか人生のことだって!)
好きになったなら、その好きな人のことを
理解したい♡
分かり合いたい♡
良い関係を築きたい♡
と、
自分から相手を知ろうとする他に、良好な関係に発展していく方向はないのです☆
スキルとかじゃない。
魔法なんてない。
自分の態度。
以上!
いやぁ、深いですよ。これは。
はい。ここでまたキツい話を出します。
でね、もしかして法人や税金と「好きな人」は別って思っているそこのアナタ!
おそらくですけど。
人間関係、うまくいっていないのではありませんか?
恋人と上手くいってなかったり、
仕事関係の人と上手くいってなかったり、
家族とうまくいってなかったり。
自分はこれはできる。でも、ソレとコレとは別。
残念なことに、そういう自分だけに都合の良い法則は、この世界に存在していません。
これも、私たちは口酸っぱく教わりました。
全部同じ。本当に全部同じなんです。
対象が人であろうと、モノであろうと、情報であろうと、自分であろうと。
良好な関係の鍵は、あなたの態度一つ。
どれか一つだけ良好ということは100%あり得ません。
しつこいですが、宇宙の法則なので…
もう仕方ないんです。
会社のことを聞かれることが増えて思い返してみると、
私たち夫婦は、法人や税金のことについて、何日徹夜したか、何日学びに行ったか、何日向き合ったか、分からないくらい多くの時間を費やしました。お金も使いました。(そうそう。お金を使いたくないけど好きな人と仲良くなりたいっていう人も好かれないよね☆)
何年も学び続けたんだったなぁということを思い出しました。
それでようやく相手(会社)や政府や税金のことを少し理解できたような気がしているだけかもなぁと。
失敗もたくさんしたし、上手くいかないこともたくさんありました。
だけどそれ以上に、会社は私たちと良好な関係になってくれたと思います☆
これからも学ぶし、情報は手に入れるだろし、相手は何を求めているのか?自分の希望と折り合いが付く場所はどこか?自分が譲歩するのはどこか?
法人というシステムが存続する限り、きっと探し続けると思います。
だって。
自分と会社は永遠に終わることのない大切でたった一人の「恋人」の関係だから。
あなたは自分の会社のことを、恋愛相手、もしくは今から好かれたい大好きな相手だと思って接していますか?
それとも、めんどうくさいけど条件は良い「都合のいい相手」だと思って接していますか?
あなたを取り巻くすべてを、自分に都合が良い。で選んではいませんか?
私たちが伝えられるとすれば、ここが1番大切だよということなのかなと、最近は思っています☆
なんなら、これ以上でもこれ以下でもない。
これしか伝えることないかもしれない!とさえ思います。
大好きな相手を理解したい!と思ったそこのあなたへ。
私たちが会社を作るとき、最初に薦められた本の中から1冊、紹介します。
「稲盛和夫の実学ー経営と会計ー」
税理士に投げっぱなしだった会社のことを社内で理解しようと行動したノンフィクションです。
好きな人との良好な関係は、自分たちで育てる以外にない☆
(会社との良好な関係は、自分と会社とで育てる以外にない☆)
さぁ、大好きな人に好かれに行こう!