【2】在り方は人生の掃除道具!ゴミと道具と気持ちの区別、説明できる?

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このブログでは、在り方を集めているのですが、その目的は人生を生きやすくするためです。

しかし、『在り方』は理解するのが難しいのも事実です。

 

多くの人は、

人生を生きやすくするにはやり方だけでは足りないことに、薄々気がついています。

 

ところが、一体何が足りないのか?を掴むことができずにモヤモヤしています。

以前の私がまさに、モヤモヤしているうちの一人でした。

 

人生をもっと生きやすくしたいのに、

モヤモヤの原因を掴めないまま人生を歩くと、人は弱っていくように感じます。

 

私は、それが嫌です。

『在り方』は透明人間のように目には見えないので、その姿を把握することが困難です。

 

しかし、例えば

「透明人間でも、水をかけたら姿が見えるよ!」

なんて解決策があるというじゃないですか?

 

なので私が思いついたのが、

「在り方という目に見えないものも、日常の出来事と照らし合わせて見えるようにしてみよう!」

という作戦でした。

 

そこで、部屋のお掃除を例に挙げて、在り方の存在についてまとめたのが次の記事です。

この記事では、部屋を掃除するとスッキリと気持ちよく過ごせるように、人生もお掃除をすればスッキリと生きやすくなると書きました。

さらにそれら2つの掃除を、ハウスクリーニングとライフクリーニングに分類しました。

(あ、私は夫婦でハウスクリーニングの仕事をしています)

 

そして、掃除をするためには掃除道具が必要だということも書いたのですが、ようやく今回の記事で『掃除道具』にたどり着きました!

ライフクリーニングの掃除道具こそが『在り方』なのです。

 

人は、説明できることなら、実行もできます。

在り方の意味がわかるだけではなくて、私はたくさんの人と『生きやすい在り方』を使いたいのです。

 

なのでこの記事では、人生の中で『在り方』は、ハウスクリーニングの掃除道具と同じ位置付けだよということについての説明ができるように、まとめてみます。

 

では、早速みていきましょう!

 

出来事・解釈・感情

日々、世の中ではたくさんの出来事が起こりますが、それらは私たち個人の生活においても、起こり得る出来事ばかりです。


出来事は、純粋に『ただ起こった事』としてニュースの中で取り上げられていきます。

 

  • いつ
  • どこで
  • 誰が(何が)
  • 何をした(何が起こった)

 

などのデータが出来事です。出来事自体には感情はありません。


そこに、人々が

 

  • 楽しそう
  • 面白そう
  • ひどい
  • すごい
  • 素晴らしい

 

など、自分なりの解釈を自由に付け加えています。


 

解釈を付け加えた後で、人々はその出来事に対して感情を味わいます。

 

  • 楽しそうだな→ワクワク
  • 面白そうだな→ワクワク
  • ひどい→モヤモヤ
  • すごい→ドキドキ、ワクワク
  • 素晴らしい→ドキドキ、ワクワク

 

などです。


 

上のリストを読んで、何か気がつくことはありませんでしたか?

実は、解釈と感情を別々に書きました。

解釈は、楽しい・ひどいなどの評価のようなものだったのに対して、感情はワクワク・モヤモヤなどの心の状態でした。

 

ハウスクリーニングとライフクリーニングに当てはめると、解釈や感情は下の表のようなイメージになります。

 

ライフクリーニングハウスクリーニング
出来事部屋
解釈(ネガティブ)ゴミや汚れ、埃など
解釈(ポジティブ)部屋が気持ちよくなる空気、清潔な空間
感情部屋の中の状態によって自分が感じる気持ち

 

部屋の掃除で最終的に得たいものは、心地よい状態に部屋を導いた後の、スッキリとした気持ちですよね?

人生にとっても同じで、大切なのは最終的に得る『感情』の方になります。

 

解釈は通過点・感情がゴール

ハウスクリーニングは、人生で1度だけやればいいものではありません。

ゴミや汚れは、人が生活をする限り永遠に生まれるからです。

 

永遠にゴミや汚れは生まれますが、部屋を綺麗に保てる人は、ゴミが綺麗に片付く道具を知っています。

片付いた未来を知っているから、億劫にならずにいつでも掃除ができるのです。

いつでも掃除をするので、いつでも部屋がキレイに保たれます。結果的に、いつでも心地よい空間で過ごすことができるので、部屋は気持ちが安定する場所となります。

 

逆に全然キレイにならない道具しか持っていない人、知らない人は、

「また汚れた。すぐ汚れる。いちいち掃除するの面倒くさい」とネガティブになっていき、結果的にどんどん部屋が汚れていきます。しかし、掃除をするのは面倒くさいので、汚れた部屋に居続けても良しとしてしまいます。

 

汚れた部屋でも良しとするのは、部屋に希望を持たない状態です。本当に欲しいゴールが『スッキリと心地よい部屋』だとしたら、そこに辿り着かないことにガッカリするのを避けるため、自分の心を守るために妥協を許可した状態と言えます。

 

部屋が汚れていても良しとするのと、気持ちよく過ごせるのとは別物ということですよね?

 

部屋がキレイが汚いかは通過点です。

人は本来いつだって、最終的に欲しいゴールに辿り着くことを求めています。

 


人生についても同じことが言えます。

出来事は永遠に生まれ、その度に解釈が付け加えられます。

しかし、道具(在り方)が良くないと、どうしてもネガティブな解釈が人生に残っていきます。

すると面倒臭くなってきて、すべてがネガティブでもいいやとなっていきます。

 

悪口で盛り上がる人や、愚痴をいうことで発散している人などが典型的な例です。

 

しかし、悪口で盛り上がる人は、悪口で溢れる毎日を心から楽しみ、心地よいと感じているでしょうか?

そんなことはないでしょう。

本当は、もっとスッキリとした心で暮らしたいはずです。

 

やはり人生においても、出来事の解釈は通過点で、欲しいゴールは心地よいと感じる気持ちではないでしょうか?

 

いつでも欲しいゴールに合った道具を選ぶ

ここまで考察すると、一つの真実が浮き彫りになります。

それは、

私たちが日々選んでいるのは、ネガティブやポジティブといった『解釈』ではない

ということです。

 

 

部屋を掃除する時、欲しいゴールにたどり着くための掃除機を調べませんか?

  • いつの間にか掃除をしておいてほしい人はロボット型の掃除機
  • とにかく全て吸い込んで欲しい人は、吸引力の強い掃除機
  • 液体も吸い込みたい人は液体も吸える掃除機

といったように、私たちは掃除機の用途を調べることを知っていますよね?

 

液体を吸い込みたかったのに、調べずに普通の掃除機で液体を吸い込んだら、その掃除機は壊れてしまうかもしれません。

「そんなこと、知ってるよ!」って言われそうですが…

 

在り方もそれと同じということなんです!

 

人生においても、

私たちが選んでいるのは、道具の方の『在り方』です!

 

部屋の掃除道具を調べて選ぶのと同じように、人生についても、生きやすくなるための在り方ってどれなのか?を調べたり、教わったりして、選べばいいのです。

説明するならこんな感じ

 

生きやすくなる在り方については次の回で書きますが、

まずはそもそもの『在り方』について、少し理解できましたでしょうか??

 

この記事の内容をおさらいすると、

部屋の掃除をするのは、心地よくスッキリと暮らしたいというゴールがあるから。

掃除をするときには、部屋があって、ゴミがあって、それをキレイにするために掃除道具を使う。

人生も、生きやすく幸せに送るというゴールがあるなら、掃除が必要。

人生の掃除では、出来事という部屋があって、ネガティブな解釈があって、それをキレイにするために在り方という道具を使う。

上のような内容が自分の言葉で説明できれば、今回の記事の内容は実践できると言うことができます。

実践できる状態になったら、残すはいよいよ実践する『内容』です!

 

 

 

 

 

>『暮らし』をする。ただそれだけ。

『暮らし』をする。ただそれだけ。

「何をしてる人なの?」と聞かれたら、「暮らしをしてる」と答える。そんな人がいい。自分たちが住んでいる地球のことを知るのが楽しい。自分が持っている感情を味わうのが楽しい。火と水、空間、時間を使える地球は楽しい。思い出して生きる。地球に生まれてきたこと。人間に生まれてきたこと。そういう本当の自分を。

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